愛ちゃん

そうか、やっぱりスマートフォンからはスターを付けられない状態なんですね。携帯からはできるのにね。

さて、もう一ヶ月前のことですが、先月末は武道館に行ってきました。愛ちゃんの最後のツアー、愛Believeです。女性ファンが半分くらいだったのには驚いたー。全体を通じて、モーニング娘というかハロプロって圧倒的だわ!と再確認しました。男子アイドル顔負けなかっこよさ。女子アイドルは、かわいいが極まるとかっこいいになるのよね。アイドルというかアスリートに近いグループです。というわけでございまして(横山さんの口癖)、今から愛ちゃんを褒めまくるので失礼します。

一曲目がミスムンで、そこでもう涙がでるという感無量の二時間半。愛ちゃんとガキさんが歌う、「好きな先輩」では、まこっちゃんと紺野さんがゲストで来たよ。うわーん!!5期が揃ったよー!!大人の事情で2人は歌えなかったけど、ステージにいました。粋だね。でも、紺野さんはみんなと歌えなくなってもいいという覚悟でアナウンサーを目指したんだなと今更気づいた。したたかというか自分を知っているというか。矢口タイプよね、意外に。ここでわたしはしゃくりあげる程泣いてもう疲れました。何で涙がでるのか理由がよくわからない。ガキさんが健気でねぇ。

最後の方で、日替わりでメンバーが愛ちゃんについて語るVTRがながれるのですが、この日はガキさんとさゆでした。スタジオ近くの公園で練習着。さゆは裏切らず、ひくくらいの全身ピンク。普通にふたりの会話にキャメイえりちゃんの名前が出てくるのですよね。ここにえりりんがいたらなぁってコンサート中も何度も思いました。そのVTRでさゆが、「愛ちゃんが卒業することになって一番悲しいはずなのに泣かないで頑張っているガキさんを見て泣きたくなる」って発言を。

そうなんだよ!ファンはみんなそうなんだよ、さゆとおんなじだよ!さゆって、オーディションの頃は特にモーニング娘が好きって感じでもなく主体性もなかったのにいつの間にか大のハローファンになってましたね。他にも、さゆは随所で良い働きをしてました。MCもさゆにたくさん笑わせてもらいました。MCすごく面白いんですよ。それはさゆの力が大きいんです。あんな何もできなかった子がここまで!

さゆの話をもう一つすると、前にラジオで、えりがいた8人だった時以上のモーニング娘はないとずっと思っていたけど、やっと前にすすんでもっと良いグループを作ろうと思うようになったと言っていたんですよね。わたしもその頃が1番好きなのでぐっときました。それから、レポで読んだのですが、さゆと同期のれいながVTR担当の回で「全盛期に入った愛ちゃんがいなくなるのが…」と言ったことに対し、最後の挨拶でさゆが「全盛期はまだ過ぎてない。世間のみなさんに今が全盛期だよねと言ってもらえるように頑張ります」と言ったらしく。泣ける。なんて頼もしいさゆ!

そうです。アイドルは、売れなくなってからの方がずっと面白いんです。

愛ちゃんは、とにかくすごかった。歌もダンスも格が違う。誰もかなわない存在感とかっこよさ。多分、アイドル界に入るタイプの子じゃないんですよね。ステージングが完璧。可愛いのに歌もダンスもトップレベルでかっこよくて。才能に溢れていて。更にがむしゃらに努力する。上だけを見ている。そんな新しい時代のモーニング娘を作ってくれたと思います。

そんな愛ちゃんは、トップアイドルというかアイドルの最高峰です。ライバルサバイバル(2010冬ツアー)のDVDを見ていただきたい(わたしここ一ヶ月ほとんど毎晩見てるよ)。モーニング娘のひとつの完成形。世界に誇れる日本のアイドル。女子アイドル史の2000年代の代表には愛ちゃんしかいません。愛ちゃんの前と後じゃ、アイドルの意味も定義もかわったから。愛ちゃん本当にモーニング娘に入ってくれて、ステキなグループを作ってくれてありがとう。本編最後はブラボーだったのですが、まさに「夢のThe舞踏会」でした。寺田さん(あ、つんくのことね)の曲、本当最高です。愛ちゃん卒業おめでとう。

わたしは未だに一年前に引退したえりちゃんのことが惜しくてたまらないのですが、モーニング娘に人生を捧げているガキさんがリーダーになって、さゆとれいなも若い子たちをひっぱっていこうと必死なので、ちょっと離れたところから見ていようと思います!