第6夜

思い焦がれるひとのライブの第6夜に行ってきました!

素敵なホールで好きな曲を聴けるのはしあわせだなぁ。好きな影絵が演出で使われていてきゅんきゅんしたなぁ。

頭痛と胃痛で気持ち悪くなるくらい泣いてしまった。素敵な曲を聴けてうれしくて。小沢さんがかっこよくて。

ニューヨークで暮らしているんだ、しあわせな結婚をしたんだ、と改めて感じました。「クイーンズやブルックリンを車で運転していると」と言っていました。その単語に、打ちのめされました。クイーンズやブルックリン。マンハッタンじゃなくて。何年も前に、ニューヨークに行ったことがあるのですが、そのときクイーンズにある知り合いのお宅にお邪魔したのです。大きな綺麗な家が並んでいて緑あふれる高級住宅地で、家の中には大きなソファや食卓テーブルや冷蔵庫があって、いかにもアメリカのしあわせな家庭の象徴のようなおうち。小沢さんもあんな、いやもっと立派なおうちに、クイーンズやブルックリンに、しあわせな家庭を築いているんだなぁとその単語から全部理解しました。

びっくりした。すごくびっくりした。わたしは小沢さんをアイドルとして見ていないので、よこやまさんとは違うのですが、中高生のいちばんわたしのうちが大変だったときにライフを繰り返し聴いていて、小沢さんの希望あふれる肯定力のある曲がただ支えだったので、なんだか呆然となりました。でも、あんなにわたしたちをしあわせにしてくれる音楽を作るひとがしあわせにならなかったら世の中間違っていると思うので、本当によかった!

大人になるのは良いこと、大人になってこうやってまた集まって騒げてうれしい、というようなことを言ってくれたことも、「わかっているよ」というように口をきゅっとして笑ってくれたことも、すごくすごくうれしかった。小沢さん、わたし無事に大人になれました!

二年前の初めてのライブに行った時より、もっと彼と彼の曲が好きと思いました。15年以上経っても、ずっと好きでよかったと思わせてくれてありがとう。いつもずっとありがとう。言われた通り、小さなのじゃなく大きな自分の問題に取り組んで、またいつか次のライブがあるなら、胸を張って会いにいきたいです。「すぐに会えるかな?」いつかこの曲を聴きたいです。

それにしても、すごくかっこよかったな〜ぁ。最高にかっこいい、大人の男のひとでした。